ホーメルフーズHormel Foods
会社概要
現在にも受け継がれるホーメルフーズの製品づくり

1891年の創業以来、ホーメルフーズの名は「品質、価値、革新」と同義語となりました。
創業者のジョージ A. ホーメルの品質に対する強いこだわりは、お客様へ最高の製品をお届けすることこそ、再びホーメルフーズ製品をお買い求めいただける、という信念の持ち主でした。
このビジョンは当社の製品づくりに反映され、発売当初の製品と変わらない味と品質が、現在にも受け継がれています。
発売当初から製品開発の背景には、毎日の朝食、ランチ、ディナー、おやつ、そして、おもてなしを彩る食事など、おいしさはもちろんのこと、いそがしい毎日を過ごすお客様の食卓で、気軽で便利に食べていただける製品でありたいという考えが根付いています。
変わらぬおいしさと高品質のホーメルフーズとして、様々な製品の維持・向上に努めるとともに、今後もホーメルフーズブランドに親しんでいただけるよう、より一層に取り組んでまいります。
長きにわたる取り組み

ホーメルフーズの創業者、ジョージ A.
ホーメルは、お客様に最高の商品をご提供することに専心していました。その理念は今日もなお、お客様のニーズに合うように進化した商品に息づいています。
創業当初からジョージ A.
ホーメルは、食品を加工する上で、無駄のなさと清潔さを常に意識した製品づくりに努めていました。また同時に、品質への社内基準を高水準に保つことも怠たりませんでした。長きにわたり、品質、安全性、そして従業員のトレーニングへの取り組みが、米国で認められています。
環境への取り組みにおいても、責任のある企業として、積極的に保全活動に取り組んでいます。また、世界の健康支援活動の一環として、教育活動、飢餓の救済活動、ホーメルフーズ・チャリタブル・トラストを通じて、支援活動を行っています。
ホーメルフーズ・コーポレーションについて
ホーメルフーズ・コーポレーションは、米国ミネソタ州 オースティンを拠点に、業界でその地位と信頼を確立している様々な消費者に向けた食肉製品ブランドの製造および販売をグローバルに展開しています。
ホーメルフーズは、豚肉と七面鳥の製造過程と販売における深く広い専門性、技術構築力、高い競争力を活用し、品質と付加価値のある製品ブランドを世界各地の市場に提供しています。
その実績は、過去9年間続けて、フォーブス誌(米国)による「アメリカの大企業ベスト400」に選出されています。同社の製品が提供する品質や味、栄養、利便性、そして価値は、消費者、小売店、フードサービスおよび、食品業者からも絶大な支持を受けています。
会社名 | ホーメルフーズジャパン株式会社 |
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本社所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティー W22階 |
事業内容 | 総合食肉加工品製造業 |
資本・技術提携 | ホーメル・フーズ・コーポレーション及びホーメル・フーズ・インターナショナル社(米国) |
沿革
ホーメルフーズ・コーポレーションの歩みは創業から120年、2世紀目の成長期を迎えようとしています。これからのホーメルフーズが目指すのは、お客様のライフスタイルの変化や、食に対する時代の流れにともなった製品やサービスを常に考え、チャレンジしていくことだと考えます。また、流通の充実を図ることで、お客様ひとりひとりに製品をお届けし続けられる企業でありたいと考えています。創業者ジョージ・A・ホーメルの信念は、現在もホーメルフーズに受け継がれています。明確なビジョンのもとで、新たなニーズをつかみ貢献することが、信頼される企業の姿。それを目指して日々前進していきます。
原点へのこだわり
長年にわたり、ホーメルフーズを信頼してくださるお客様のおかげで、私たちは今日ここにいます。よりよい製品づくりのために私たちは、原点を見つめながら常に変わり続け、品質の向上を目指しています。そのこだわりの姿勢が、米国において製品づくりの高評価につながっています。
これからのニッチフーズ
今後の食品業界は、若者から年配者など世代別にセグメントし、それぞれのニーズに特化した
“ニッチ”な製品づくりが、今以上に進んでいくと、ホーメルフーズは考えています。世代ごとに細分化された食生活は、提供する食品を増やすだけでなく、味覚を満たすための、より一層の努力が必要です。
これからの食生活において、新しいライフスタイルと、家族の食習慣の変化に合わせた、新しい製品をお届けしていく姿勢は、企業の発展においても必要不可欠です。
食品業界におけるホーメルフーズの立場は、最新鋭の生産技術を取り入れた製品づくりを通して、世界経済の発展を願うとともに貢献を目指しています。
新たな世界展開
創立以来2世紀目を迎えたホーメルフーズは、今後の事業発展を見据えています。グローバルな商取引やコミュニケーション、国と国、文化と文化を結びつける今日の環境の中で、高品質ブランドは物理的な国境に制約を受けることはないと考えています。
私たちは現在、これまでのホーメルフーズと、未来をともに作るパートナー達の協力を得ながら、新たなチャンスを見つけ、向き合っています。
会社沿革
1891年 | 米国ミネソタ州オースティンにGeo. A. Hormel & Companyとして設立 |
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1901年 | 米国ミネソタ州において、会社を法人化 |
1926年 | 世界で初めて豚モモ肉を使った缶詰「Hormel Flavor-Sealed Ham」を発売 |
1928年 | 米国ロサンゼルスにて缶詰の製造を開始 |
1934年 | 米シカゴ証券取引所に上場する、ニューヨーク・カーブ・エクスチェンジ(現在のアメリカン証券取引所)に上場 |
1937年 | 「SPAM®」ブランドを発売、初年度のマーケットシェアが18%に |
1945年 | ミネソタ州オースティンに製品の研究機関「ホーメル・インスティチュート」を設立 |
1955年 | アイルランド共和国へ進出。「SPAM®ランチョンミート」の製造を開始 |
1959年 | 「SPAM®ランチョンミート」の販売が、10億缶を達成 |
1964年 | ミネソタ州オースティンに25,000平方スクエアの新社屋が完成 |
1969年 | 業務内容を加工食品、食肉製品、オペレーションの3部門化に再編成 |
1972年 | 国際事業部門「Hormel International Corporation」を設立。販売拠点をフィリピン、沖縄、西欧などへ拡大 |
1973年 | 業界で初めて、食肉加工製品における栄養および内容物表示を開始 |
1974年 | デリカテッセン事業へ参入。ミネソタ州オースティン32,000平方フィートの研究開発施設が完成 |
1982年 | フラッグシップショップの位置づけとなる1,089,000平方フィートの新工場を稼働 |
1986年 | 米国最大の七面鳥肉加工会社「Jennie-O Foods」を買収 |
1990年 | 米国ニューヨーク証券取引所に上場 |
1993年 | 社名を「ホーメルフーズ・コーポレーション」に変更 |
食の安全について

食の安全への取り組み信頼されるホーメルフーズへ
当社が展開する「ジェニー・オー・ターキー・ストア」、「ホーメルフーズ」、「ホーメルフーズ・オールウェイズ・テンダー」、「ブラックラベル」をはじめ、多くのブランドを通して、安全・安心・信頼される食品づくりを追求しています。
SPAM®製品の工場では、革新的なテクノロジーと製造工程での厳格な取り組みにより、最高の品質(おいしさ、栄養価の高さ、安全性)のご提供に努めるとともに、食の安全性が信頼できる供給元として、世界の加工食製造業のリーダーとなっています。
ホーメルフーズ独自のトレーニング開発への取り組み
当社では食品由来の病気を回避するために、米国食肉協会(AIM)の後援を受けて、従業員のトレーニング開発支援に取り組んでいます。また、その取り組みは、衛生設計ならびに作業工程に基づいた機器の順守など、米国の各施設で実践されています。
研究開発部門では、新たな工程やテクノロジーについて、日々多くのアイディアが生み出され、革新的なホーメルフーズ製品へとつながっています。
監査機関による品質への取り組み
当社では、小売店やフードサービスに携わるお客様に対し、安全な製品をお届けするために迅速・正確に安全の確認をおこなっています。
ホーメルフーズ、また関連会社の施設はすべて、食の品質と安全性、衛生プログラムの水準が保たれており、第三者の監査機関によって監査をおこなっています。
また、供給された主要原料の品質チェック、食の安全性、衛生プログラムも同様に、社内の品質監査、ならびにいくつかの第三者監査機関によって評価されています。

企業文化の維持発展を目指して
従業員のトレーニングへの取り組みは、ホーメルフーズと従業員が相互に高めあって力を発揮できる労働環境を提供すると共に、製品の品質と安全性を確保することにつながっています。
したがって、ホーメルフーズの従業員には、様々なキャリアレベルや専門性に沿ったスキルアップトレーニングや、食の安全性を追求したトレーニングなどを導入しています。
- 主なトレーニング
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1. HACCPプランの導入
HACCP(HACCP-Hazardous Analysis and Critical Control
Point)とは、1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された衛生管理の手法です。 -
2. 病原体管理プログラムの構築
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3. 主要原料の品質や安全性の確認
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4. 衛生・清掃管理の順守
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食の品質について
信頼される商品とは、
品質と安全性が最優先されたものを意味すると、
私達は考えます。
従業員の責任感
おいしいだけでなく、高品質かつ安全な製品をお客様に提供できるのは、ホーメルフーズで働く従業員一人ひとりの力が発揮されている信頼関係の証であり、当社の誇りです。
変らない品質を維持し提供するということは、従業員のトレーニングが非常に重要になってきます。ホーメルフーズでは、食の安全、そして従業員の安全を確保するために、当社独自のトレーニングに取り組んでおり、その成果、アメリカン・ミート・インスティテュートのセイフティー・カウンシル・レコグニション・アワード・プログラムで、毎年表彰されています。
ホーメルフーズのセイフティー・エクセレンス・プログラムは、安全性に関する項目において個別に目標設定を行ない、各施設の評価をしています。世界29ヶ所のホーメルフーズ製品工場に適用されています。

ご家庭での安全な調理
ホーメルフーズでは安全な調理方法についてお客様を啓蒙することも重視しています。Hormel.comには様々な食材の最適な調理方法に関する情報も含まれています。安全な食品が、ご家庭の中でも安全にご家族に提供できるように配慮しています。

2006 Food Quality Award
表彰された高品質
2006年、ホーメルフーズは、フード・クオリティー・マガジン主催、デュポン・クアリコン後援の「フード・クオリティー・アワード」(※)において、食の安全に対する投資、および、製品の品質保証に対する意識の高さを表彰されました。
(※)「フード・クオリティー・アワード」とは、消費者の健康を守って消費者の満足度を向上し、北アメリカの食品供給を守っている食品会社に対して表彰するものです。